ビン太郎のこと

2023年年末に1通のメールが届きました。

陽子先生へ

もうそろそろ2023年が終わります。日本に来てほど5年たちます。

“日本に来て一番良いことはなんですか”友達に聞かれると

すぐ先生のイメージを思い出します。

先生に会って、本当に良かったと思っております。

たくさん習い事やいろんな所連れて行ってくれたありがとうございました。

本当にたくさん迷惑かけて、不安にさせてしまった。

申し訳ございませんでした。

先生のおかげで成長できました。

いつも陰ながら応援してくれた。感謝しています。

日本で家族いないのでなんでも自分でやります。

ちょっと寂しいけど。先生に会ってから家族の一員みたいと思います。

もう寂しくない。

最近自分が見つかりました。目的も見つかりました。

毎日ひとつずつがんばります。

わからない未来だけれどいつも応援して欲しいです。

今年お世話になりました。

来年もよろしくお願いします。

このメールがきたのは2023年と2024年の調度境目。メールのタイミングも含めて、思いやりもあり、気持ちをうまく伝える日本語に私は大感激。彼との約束を早急に果たさないとと思いました。そうです。彼の職場訪問。ホテル宿泊です。

早速、夫と話しあい、1月中に寒い寒い日光への1泊旅行を決めました。

ビン太郎に連絡すると、私のホテルは高いよ!先生泊まれるの?

1月25日―26日 寒い寒い日光旅行はとても素敵なフォトジェニックな旅になった。

1月25日 14時30分浅草発 リバティー号   16時50分 東武日光着

     宿 奥の院 とくがわホテルの迎えのシャトルバスに乗車

     宿は東照宮の真裏に当たり、敷地を建物がぐるりと庭を囲む形に造られている。

     そこここに水が効果的に配置され、夏だったらさぞかし涼しげな場所になるだろうと思うが、残念。今は冬。しかも日光。ひたすら寒い。だが、冬枯れの庭はとても美しい。

     いつもは別々の部屋で当たり前に暮らしている老人トリオ。1泊とはいえあまりきつきつの間取りは嫌だと大きな部屋をリクエスト。余裕のある室内で思い思いに荷物を広げ、私は早速、大浴場へ。なにしろ寒いので、お風呂で暖まりたかった。17時の大浴場は空いていて、露天風呂は若干お湯がぬるめだったけれど、気持ちの良い入浴シーン。温泉に浸かるたびに思う。日本人でよかった。そして、足が治ってよかった。足の具合が悪かった昨年までは温泉も嫌だった。裸で転んだら大変と気が気ではない。

1月26日 東武日光駅からレンタカーを借りて、いろは坂を上り中禅寺湖へ。うっすらと雪をかぶった中禅寺湖周辺は湖の幻想的な青色と相まってインスタ映えする素晴らしい景色。そのまま、奥日光へと足を延ばし、幸徳牧場へ。

ここでは雪が風に舞い、怖いくらいに美しい。雪は見ているだけなら本当にきれいだ。でも、ビン太郎は雪と楽しそうに戯れていた。

https://youtu.be/KnyPcVQp9qk

中禅寺湖に引き返し、華厳の滝を眺めるエレベーターに乗る。階段だらけ。足がよくなったとはいえ、まだちょっときつい。そして、肝心の華厳の滝。大きな氷の塊を抱え、ほとんど水が流れていない。ビン太郎には気の毒だったが、華厳の滝らしきものを眺めただけで終了。時間の経つのは案外早い。夕方からの仕事を控えたビン太郎を宿舎に送り届けて、私たちは帰りのスペーシアに乗車。スペーシアの中でも飛び切り豪華列車である、この列車に当たることは滅多にないんですよ、と東武電車の駅員さんに言われ、この列車は満席です、というアナウンスを聞き、大いに良い気分になった。

三笠塾のOBOGたちは就職、結婚、そして、出産の時期に入ってきた。みんなのお母さんはみんなのおばあちゃん。うーん、複雑な気持ちである。

2024年2月13日

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