4月4日 桜美林大学に思いれたっぷりのレント君。思いが叶って無事入学式を迎えた。陽子先生も久々の入学式出席はとても嬉しい。桜美林大学の新入学生は2770人。その中でも最も入学生が多いリベラルアーツ科にレント君は入学した。父兄なんていってついていくのは私くらいのものじゃないの?というのはいらぬ心配。みなさんお父さんお母さんがついてきていて、まるで幼稚園の入園式が巨大化したような風情だった。7000人収容のホールはほぼ満員。新入生が2770人なのだから、残りは私みたいな父兄ということになる。まあ、コロナ禍という長いトンネルを抜けた後だし、どちらも大切なご子息、ご息女の晴れの日なのだから、地の果てまでもついてくる。優しいお父さんお母さんだ。
レント君は同期のかりんさん、ミン君ともども、未来の講師としての勉強しながら日本語の授業を受け持っている。先日、小学生中学生高校生の子供を持つ人たちに話を聞いたら、イマドキ、大学生のアルバイトの1位はどうも塾講師らしい。講師だけでなく、相談員やカリキュラム組んだり、講師の配置決めたりも大学生のアルバイトがやるらしい。かりんさんたちは、卒業前にこのトレンディーなアルバイトにありついて、うーん、よかったね。
2000年以降に生まれたイマドキの大学生たちはおしなべてお行儀が良い。両親に心配かけないように、学費くらいは自分で負担したいという。一昔前の大卒者が奨学金ローンで汲々としているという話をつい先日聞いた身としては、こういうお行儀のよい、ちゃんと未来も考えながら大学進学を楽しみにしている若者をみるとまぶしくて目がつぶれてしまう。(嘘です)彼らがすくすくと立派な社会人に育つよう陰に日向に応援したいと心から思う。