ツバメの家族が2回目の産卵、子育てを始めた。病院から退院してきて、ふと古い巣を見上げると、例の独特な子供の顔が巣の中に並んでいる。眠っている様子。親鳥は1回目よりだいぶ小ぶりで若い鳥のように見える。病院でうじうじしている間にこんなところでまた一つ、新しい生命が誕生している。
7月24日。母の命日に、いつも通り歩行に行こうと外にでたら、なんと糞の中に黒い物体がふたつ。ひな鳥だった。まだ生きているし、元気。これはなんとか巣に戻してあげたい。2Fの事務所の男子に頼んで巣に戻してもらった。とても元気な雛鳥で、だからこそ巣から落ちてしまうのだろう。そして、私は宝仙寺に行った。お墓参りをするつもりが、自分の今の足ではそれが無理なことに気がついてがっかりした。お寺の入口で手を合わせ、自宅に戻って仏壇にお参り。お墓参りがすいすいとできるようになるにはもう少し時間がかかる。