9月29日 旧暦の中秋の名月

ベトナム滞在の最終日29日はベトナムの中秋。私たちはそこここで中秋のお祝いに出会った。まず。中秋のお祝いのお菓子。”月餅”。通りの両側に月餅をうる店が並び、赤と金色の独特の飾りつけを見ることができる。これは中秋のごくわずかな期間だけ店舗が出店するということ。”月餅”は私たち日本人は中国の月餅を思い浮かべると思う。関東だと横浜中華街の中華料理店や新宿中村屋の月餅。ベトナムの月餅もそれに近いものだが、もう少しあっさりしている。この1-2年でいろいろおしゃれな月餅がいろいろおしゃれなパッケージで販売されるようになって、夢先生からいただいた月餅はアオザイを着た女性が描かれたパッケージに蓮の模様が刻印されたお饅頭という超おしゃれなもの。食べられなーいといいながら、日本に持って帰ってみんなで食した。餡の中に木の実がたくさん入っていて皮は抹茶味。

中秋のお祭りは子供のためにあるという。村や町の集会所で子供向けの催しが行われる。日本の村祭りみたいな感じで、子供たちは楽しそう。まだまだこういう習慣が生き続けているベトナムはとても素敵だ。帰国の日の夕ご飯をニャン先生の実家でお世話になり、彼女の家の近所でも子供向けの催しがあり、子供たちはそれに参加するために出かけて行った。

29日の夜、ハノイはあいにくの雨。夕方から雷が鳴り、日本に帰れるかちょっと不安になった。空は曇り、石田さんは、みなさんは満月をみることはできません。でも私たちは飛行機に乗って雲の上です。満月がみられます!

写真はダナンの満月。雲間に月が見え隠れしていた。

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です