今年もつばめがやってきた!このところつばめの巣作りは簡略型。それでも子供たちは、よく育つ。人間社会を反映しているようなその様子は、なんだか見ていて微笑ましい。簡略な巣の中で、今年は6羽の雛が誕生した。親つばめは必死にえさを運び?うーん、ちょっと簡略化していません?でもすくすくと立派に育った6兄弟。
6月11日。JLPTのための第1回模擬試験は11人の申し込みがあって、講師一同大いに期待したが、大雨の影響で、参加者は4名。比較的手堅い生徒が集まっていたため、成績も悪くなかった。三笠塾でにぎやかに模擬試験を開催しているころ、ふと気が付くと、生徒たちがとてもとても真剣に熱心になる時間があることに気が付いた。回答と採点。試験を受けて少しでも試験そのものに慣れることより、友人と答案用紙を交換して、採点しあい、自分の方が5点点数が高かったとわかることに彼らの全神経は集中することに、私は思わず微笑む。日本人はマイナスにならないように準備する。負を背負わないことが、結構大切なこと。だが、ベトナム人はプラス思考。良いことにしか神経がいかない。
陽子先生が手術に踏み切る決心をしたのも、生徒たちの熱心な勧めがあったからだ。世界一の日本の医療を使って、具合の悪いところを直さないなんて、先生!可笑しいよ。!!!!!でも失敗したら?しないよ!だって世界一でしょう?
おかげ様で、このよき日に少々どころかかなり身体が重くなった人間つばめ陽子先生も未来にむけて飛び立ってみることにした。そういえば、ベトナム人の名前。私が最初に覚えたのはYEN(イエン)さん。意味はつばめ!