盛和塾という経営者のための勉強会があった。一昨年解散してしまったが、そこで得た人間関係はその後の私の大切な財産になっている。私自身も中小企業の経営者の家で育ち結婚もしている。いつも社員のことを考えていないと、結果会社は傾き始める。家族は二の次三の次。それが経営者というものと言われて育ったし、盛和塾の教えはそれを地で行くものなのだ。盛和塾の教えとそこで得た友人たち。そして私が両親、特に父親に教えられたことがぴったりと重なった。
盛和塾は解散してしまったが、経営者というのは、はたで見ているほど楽なものではない。社長は大変!というのが私の超簡単な感想。でもこれほど他人のためになる素敵な仕事はないのだ。
いつも大変な社長にバレンタインにチョコレートを贈ることにしている。”このチョコレートはある女性からもらったものなんだ!僕はもてるんだ!”と社員に自慢して配ってくださいと、超高級なチョコレート1個ではなく、みんなで分けられるものを贈る。
そうすると3月14日のホワイトデーのころ、お返しが届く。
一方、私自身も結構な数、バレンタインのチョコレートを生徒や社員からプレゼントされた。遠くの友人からも送られてきた。単純にうれしい。超うれしい。傑作なのは、埼玉県に引っ越した生徒が、先生これは埼玉県のお土産です!といってチョコレートをくれたこと。埼玉県のお土産?そうです。埼玉県のスーパーで買いました。何やらわかったような日本語を駆使する彼らを指導したのは私だ。うーん、日本語って微妙だなと思う。