ドラゴンフルーツ

外見と中身が違うものは案外多い。このドラゴンフルーツもそんな物のひとつかなと思う。厚い果皮に覆われて、果皮には鱗のような棘状の突起があり、これが竜の鱗のようだということからドラゴンフルーツと名づけられたそうだ。実はサボテンのお仲間。夜に花開く。

ベトナムでは、ごく当たり前に食されているし、ビルの入り口にドラゴンフルーツの盆栽?鉢植えがどーんとおいてあって、ずっしりと実をつけている姿は圧巻だった。日本にはベトナム産のドラゴンフルーツがごくまれにスーパーの棚に並んだ。

だが、研究熱心な日本の農家は、日本でドラゴンフルーツを作って、国産ドラゴンフルーツをみんなが食べたらいいと日本の土壌に合った栽培をしている。ルビー色の赤、おなじみの白地に黒い種状の点々が入った白。そして最近の注目株はピンク。

ごつい形は変わらないが、味もなんとなく繊細。南洋の果物に特有の強いにおいもない。その分、食べた感じに個性を感じにくいかなと思う。だから?陽子先生のおすすめはなんといってもルビー色の赤玉。本当にきれい。深いピンク色に魅せられてしまう。

ドラゴンフルーツは別名ピタヤ。これはスペイン語だそうだ。そうだ、今度、ベトナムではなんと呼ばれているのか聞いてみよう。どうせ私には発音、発声できないとても変な名前なんだろうけど。

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