赤い靴

朝日新聞の一般投稿のコーナー、60歳代の奥さんの投稿”孫が幼稚園でもらってきた赤い靴という童謡の歌詞。異人さんに連れられて行っちゃった。という部分。夫はずっと「ひいじいさん」だと思っていた。私は「キリンさん」だと思っていた。孫にはちゃんと教えておかないと、60歳でやっと気が付くなんて。”かくいう私もピアノ指導のために童謡を勉強するまでは、「いいじいさん」だと思っていた。いいじいさんがなんで女の子を連れて行ってしまうのか?不思議な歌だと思っていた。ひいじいさんもきりんさんも!笑いましたよ、本当におかしかった。なんできりんさんやひいじいさんが女の子をつれて行ってしまうの?

ここには、日本語のとても面白い一面を垣間見ることができる。日本人は耳からいれた情報を瞬時に文字化する。耳からいれた情報を耳で処理しないのだ。細かい注意がなければ、勝手に文字化して意味をとり、憶えこんでしまう。ベトナム人の名前にも同じようなことがおきていて、ビンちゃんとりんちゃん?一瞬区別がつかない。さらにビンさんもりんさんも2人も3人もいて女子も男子もいる。そこで、りんちゃんには日本人の名前をプレゼントすることにした。”小百合(さゆり)”。りんちゃんは今日から小百合さんです。もうひとり日本人の名前欲しいです、といっている男子VUさんには、廉登(れんと)という名前をつけたLentoはイタリア語ではゆっくりとという意味。身体が大きくてのんびりした印象の彼にぴったりと思った。

12月25日、今日はクリスマス。三笠塾では12月生まれのカオタン先生とりんちゃんの誕生日会を開催した。コロナ禍で日曜日のディスカッションやスピーチコンテストができなくなってしまって3年ぶりの日曜日のイベントには三笠塾の新旧、いろいろな立場の生徒が集まってくれた。三笠塾の自慢はそのうち4人がN1(日本語能力検定1級)を取得していることだ。タム先生、カオタン先生、デザイナーハオちゃん、そして新ちゃん。新ちゃんはN1を取得したおかげで常に有利いや最良の就労環境を手に入れることができた。

3年ぶりの三笠塾のクリスマス会。みんな立派に活躍していて、新人もすこしずつ増えてきて、この10年弱を懐かしくおもいだす。メリークリスマス、ハッピーバースデイ、そして

今日もみなさんありがとう!!!

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