山形に行く その1

山形の友人がフェイスブックに浮島のことを投稿していて、それを見てから気になって仕方がなくなった。

浮島というのは、東北のどこかにある沼にたくさん浮かんでいる島。大小さまざまで、200ぐらいの島が風に乗ってなのか、別の水の動きがあるのか、移動する。その話を本で読んだのは小学生の時。世界ふしぎ物語 日本ふしぎ物語という少年少女向けのハードカバーの本があって、世界の方は、エジプトのピラミッド、イスラエルの死海、メソポタミアの空中庭園、中国の万里の長城などだった。現在のようにネットもなく、書籍から伝わってくるそれらの情報ともいえない物語は小学生をわくわくさせるには充分だった。そのころの私はエジプトや中国に私たち日本人が行かれるなんて考えたこともなかったのだから。

一方日本ふしぎ物語は、ちょっと規模が小さくて、九本の尾を持つ狐、安達ケ原のおにばばあ、富士五湖のうちの本栖湖 西湖 精進湖。秋田県の田沢湖など。そして浮島。

静かな山の中に佇む湖にぽつんぽつんと島がある。ぼーっと眺めていると、ゆるゆると動き出す。考えただけできゃー!と興奮してしまう。その浮島をみることができるなんて、と私はさっそくフェイスブックに、私ぜひ行きたいです!と名乗りをあげた。友人は二つ返事で引き受けてくれて、いつ、来ますか?

タム先生は、果物狩りが大好き。もちろん潮干狩りも大好き。戦利品がうれしいようにみえる。ずっと以前からさくらんぼ狩りに行きましょうといわれていた。サクランボなら山形でしょう?そして時期は6月。でも三笠塾は7月4日のJLPTに向けて講師も生徒も気を抜けない時。JLPT終わったら行きましょう。ということで、私の中では浮島が、タム先生の中ではさくらんぼ狩りが、ぐるぐる回り、山形行きは実現した。

サクランボに関しては、時期が過ぎてしまったこと、今年はサクランボの収穫量が極端に少ないことから、諦めることにして、少々の雨の中、私たちは山形県川西町に行った。

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