不詳 私 陽子先生は本日誕生日を迎えた。たくさんの人からお祝いのメッセージをいただき、プレゼントを頂戴し、うれしくて仕方がない。特にベトナム人たちからのお祝いには心が揺さぶられる。彼らと過ごした時間の長さそして密度の濃さを今更のように思う。
クオン先生より
深澤さんより
タム先生より
歳というものは体重と一緒で,なくても困るけど、増えるのは困る。普通に、現代生活を送っていると、まあ、人は肥大する。ものの本によれば、体重は２０歳の時をピークに、あまり増えないのが理想なのだそうだ。よくぱんぱんに太った若い女性が結婚が決まるとすっきり痩せて、その後の人生では２度と着られないほそーいウエディングドレスをこともなげに着こなす。ということがあるが、２０歳辺りは一番輝かしい時代だと思う。細くても太くても関係ない。
２０代の体重を維持しているうらやましい５０代６０代はあまりいない。俳優さんでもやっぱり年をとると肥大する。豊かなことはいいこと、と言っていられる時代が終わって久しい。それは私自身もだし、時代そのものも同じだ。
いつのころからか、太るということは悪いこと、身体管理ができていない人。そんなイメージが定着した。最初にベトナム人と会ったとき、彼らの大半は若くてスリムで元気いっぱいだった。一方の我々日本人は老人で肥満で元気がなかった。平均年齢がベトナム人２６歳に対して日本人は４６歳。そんな感じ。とんでもなく長い時間が経過したわけではない。それなのに、ベトナム人にも肥満がちょっとずつ増え、身体の大きな人が増え、その分元気がなくなったように思う。
誕生日だからだろうか。これが時間の経過というものなのかもしれないと思う。