ファンシパン山へ向かうゴンドラにて
サパからケーブルカーやロープウエイを使ってファンシパン山の頂上まで登る。安定した快適な大型のゴンドラが私たちをファンシパン山の山頂へ、ゆったりと連れて行ってくれる。午後になって雲が出てきたが標高が高くなると、私たちは雲の上。明るい強い太陽の光にさらされる。さらに上へ、上へ。ゴンドラが到着した地点は雲の中。雨が降っているような感じで、風が強く寒い。
やっと頂上！わーい。ところがまだ先があるらしい。ここから少しだけ歩きます。若いガイドのニャンさんがちょっと気の毒そうに言う。私もよく知らないのですが、もうすぐですよ。でも、もうすぐではありませんでした。
きれいに舗装された（大変な工事だったと思います）歩道や巨大な仏教風建築物、門、これが3000メートル級の山の上にあります。周囲は雲？雨？霧？。急に晴れて周囲が見渡せるようになったり、景色に圧倒されながら、でも歩く。ひたすら歩く。短い距離のケーブルカーに乗る。今度は階段。やっとたどり着いたファンシパン山の頂上は、最高！もし雲がなかったら、周囲は360度大パノラマが開けて、遠くヒマラヤも見えるかもしれない。でも見えないけれど、3000メートルの山頂は立っているだけで最高の気分にさせてくれた。日本人は3人だけ。中国人、韓国人、タイ人、以外に多いのが白人。そしてベトナム人。白人男性の二人組と写真を撮った。ユネスコの仕事でアジアを回っているという。本日は、ベトナムの富士山に登りましたよ。みなさん。
