2018年12月23日 スピーチコンテストのために

12/27 第2回スピーチコンテストより

三笠塾の勉強会は火曜日ー金曜日の午後6時から9時と、週末の午後開いています。火曜日のみ午後2時からウエン先生のクラスがあります。昨日午後2時から陽子先生は、不定期のクラス”日本語の日常語クラスを開催しました。2時間のクラスで、生徒さんが困っている日常語について勉強しました。最後はほかのクラスの人も含めて20名ほどの生徒さんに、はがきを書いてもらいました。はがきや手紙を書いたことがある人は1-2名。もらったことがある人は1名。最近は日本人もあまり手紙を書きませんので、こんなものかなと思いましたが、郵便番号、三笠塾の住所、相手の名前を書く。はがきの上段にはあて名書き、下段は内容を書く。と指導していくと、最初はえー!と言っていた生徒たちが、”先生、もう1枚ください!””間違えた?””うーん、ごめんなさい””違う!もっとたくさん書きたい。”理由はいろいろでしたが一人で何枚も書くつわものもいて、20分ほどで20枚をはるかに超えるはがきが私の手元に集まりました。”先生、日本人は12月にお正月のはがき書きますね?””そうですね。年賀状を書きます。””私たちも今日はそれを書きますか?”年賀状でもいいし、ラブレターでもいいですよ。お礼状でもいいです。”教える順番をまちがえたかしら?と思いましたが、生徒の創造の翼の方はそんなことはどうでもよくて、文字を書く楽しさを実感してくれたようです。よかった。”このはがきは切手をはって送ります。郵便局から三笠塾に戻ってきますよ。”

今日は実習生の一人が3年の実習期間を終えてベトナムに帰国。講師の一人がお正月休みを両親の元で過ごすためにに一時帰国。そのお別れ会です。実習生のXさんは、日本語も達者で、日本の社会のこともよくわかっている良い青年です。また講師のタム先生は挑戦2度目で見事N1に合格。就職も内定をもらい、簿記3級も取得した、努力と根性の女性です。といってもまだ若くてかわいい女子ですが。そして、ほかに2名N1を取得した講師の表彰も行いました。本来は三笠塾ディスカッションの時間ですが、今週来週は特別です。

お祝いは、アカデミー賞をお手本にプレゼンターとアワードの練習をかねて行いました。

@あげる人(プレゼンター)  →   @もらう人(アワード) あらかじめ簡単な説明をしました。

ハオさん               ニャン先生(2018年7月 N1取得)

太陽さん(タイさん)         タム先生(2018年7月 N1取得 就職内定)

クイさん          クオン先生(2018年7月 N1取得)本人欠席のため代りにハオさん

ビンさん                アンさん(実習期間満了 実習生の鏡として帰国)

プレゼンターはあらかじめ用意されたメモを読み上げます。”3年間の勤務、お疲れ様でした。実習生の鏡、アンさんに三笠塾からお別れとお祝いのプレゼントを贈ります。”など。

渡すのはMIKASAーNECOH と名付けたネコのぬいぐるみ。せなかにチャックのついたポケットがあってそこからメモを取り出します。受け取った後は記念撮影。副賞はお米2キロです。もちろんぴかぴかの新米です。受賞者はアワードを。みなさん、涙なくては聞けない見事なアワードでした。

来週12月23日のスピーチコンテストの後の授賞式はもっと大がかりなものになります。素晴らしいスピーチとそして素敵なアワードを期待しています。

最後に、本日のお料理はニャン先生を中心にみんながすごくがんばって作ってくれたベトナム料理でしたが、それををみんなで、あっという間に食べてしまいました。粧子ちゃん、抹茶ラテとケーキありがとう。

 

 

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