楽器の魅力

私が音楽を聴き始めたのは、おそらく、生まれたてすぐなのではないかと思います。

その理由としては、私の姉がピアノをずっと弾いていたからです。一日に8時間休まず、ずっと弾いていた時もあった。私はその時はまだ幼かったので、何も分からず隣の部屋でぼーっとしてました。そういうような状態は何年も続き、私は自分の本意ではなく毎日姉の弾くピアノを聞いていました。今はギターをやっていますが、よく言われるのは、即興の時、クラシックの色が入っているという話です。私は、あまりクラシックを聴かないですが、弾いている時、何も考えていないのに、クラシックっぽいフレーズとか無意識で入ってしまいます。あまり面白くないじゃないですか。多分私の頭の中に、こういうコード進行になってきたら次はこれだという風な考え方があるのかもしれません。それが姉の影響だったんだと思います。

そして、こう一つは、よく、書く字には性格が出ると言われているじゃないですか。私は小さいときはあまりわからなかったが、今、大人になってきて気が付いたのは、弾き音だけで性格が丸見えになるということです。なぜかというとあたふたやっている人は弾いている時も慌てるじゃないですか。

私の場合ですと、大きい音が苦手だから、大きい音を聞くと弾けなくなる。私も普通の生活の中に大きい声とかこういうものが怖いので聞いたら集中できなくなります。

同じ楽器を弾いても同じ音はでないです。だせないです。単に再現することはできない。めっちゃ人の音は違います。よく言われるのはテクニックなんですが、それは、私が思うのは、弾き心地が違うからだと思います。だからこそ、そこに音楽の魅力があるのだと思っています。

2024年3月31日  ハチクマ記者 記事

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