“山は白銀(しろがね)朝日を浴びて
滑るスキーの風切る速さ
飛ぶは小雪か舞い立つ霧か
おおおおおお
この身よ駆けるよ駆ける“
この歌は、
スキーという題名の文部省唱歌
今でも歌える。
あの頃はスキーなんて知らなくて、でもスキーをやっている気分になれる歌だった。
今回の参加者たちもこんな気分だったのかな?
もともとスキーツアーは行事先生が有志を集めて夜行バスで、1泊2日レンタル付き1万円
という安いツアーを探したり、それにスキーの上手な石田先生が引率で付き添い、という
のが恒例だった。ある時、そういう安いツアーを見つけられず、川西のジャムパパさんに
頼めばちゃんとスキーができるよ、と提案。一昨年、ジャムパパさんの計らいでコーチ付
きのツアーを実施。当然、1万円ぽっきりもあり得ないし、夜行バスもなし。
そこで、スキーツアーはお値段高めツアーということになってしまい、陽子先生もかなり
悩んだ。けれどお金と時間をかけていってみて、スキー靴はいて写真撮って、じゃあおし
まい。は、いくら写真好きのベトナム人もがっかりでしょう?
今回は雪がなくて苦労した。というかジャムパパさんにすっかり苦労をかけてしまった。
が、蔵王ライザスキー場で、初めて組女子4人とちょっと慣れてる組の男子4人が、仲良く
キャーキャー言いながらスキーを楽しんでいる姿を見てほっとした。
前日は、川西のスキー場でごくわずかに積もっている雪の上で、男女8人雪物語。
小学生の一団みたいにワイワイギャーギャーそり遊び。その後、川西町のマルシェでお買
い物。そしてさらに、まどかで雪灯篭を自分たちで作って、灯りをともした。
食事の後は、早々に寝てしまった陽子先生が全然知らない所で、大トランプ大会。
負けたら顔に墨ならぬ口紅を塗るという罰ゲーム付きだったらしい。
また、どこかに旅行に行きましょうね。
2024年3月7日 石田陽子 記