2024年11月3日 三笠塾 秋のツアー

行事先生は雨男である。私はもう一人雨男を知っている。彼の雨男ぶりはすごかった
。最後には“嵐を呼ぶ男”といわれるまでに雨男ぶりが板についていた。あまり大き
な声では言わないが陽子先生は“晴れ女”である。嵐を呼ぶ男と陽子先生が1泊2日の
社員旅行で一緒になった時、なんと、1日目は大雨。二日目は晴天だった。雨男伝説は
本当なのだ。とても残念なことであるが、今回の三笠塾ツアー。行事先生が直前のキ
ャンセル。ご一緒できず、みんながっかりした、と同時にちょっとほっとした?!天
気予報は直前になって雨から晴天にかわったのだ。
前日の夜中。ざーざー降る雨の音を聞きながら、明日も雨かなあと半分がっかりしな
がらベッドに入る。ところが、朝起きてみると、あらまあ!雨はすっかり上がって最
高のお天気になっていた。
集合は7時半。陽子先生は7時に三笠塾に着く。前夜泊組が何人かいるはずなので、さ
ぞかし騒がしくしたくをしていると思いきや、しーんと静まり返って、みんな寝てい
た。やっと10分後に1人、また1人とおきだしてきて、そのころになると、外が騒がし
くなってきて、でも7時半集合にちゃんと集まっているのはほんのわずか。相変わらず
のベトナム時間がゆるゆると流れていく。
バスのドライバーから連絡があり、集合場所の確認。8時10分前には車を回しますね、
といわれて少々あせる。
ずいぶんヤキモキしたが、8時10分にはみんな揃ってバスは出発していた。のだが。
今回のツアーお天気に恵まれた分、人出もとても多くて、バスは高速に乗る前から大
渋滞に巻き込まれる。心配したドライバーさんの配慮で、コースを変更したが、それ
も焼け石に水といった感じだった。
元々の予定、箱根湯本→大涌谷(この間ロープウェイにのる)→桃源台(海賊船に乗
る)→元箱根(ここでバスが待っていて)箱根観光を終えたら小田原城観光→18時に
中野にもどる。を逆回りにして、一番道路が混むあたりで私たちは海賊船とロープウ
ェイで観光。観光が終わったらバスが待っている。そんなイメージ。
時々、遠くに富士山が見える絶好のツアー日和の三笠塾面々。バスの中でも大はしゃ
ぎ。何人かが美声を披露した。うーん、これは12月のイベントアワード賞にぴったり
!なんて考えていたら、ダライバーさんが、箱根町に時間までにつきませんね。あわ
ててアテンド会社に電話して海賊船の時間を変更。2回も変更した。
大渋滞の道路事情はさておいて、みんなは芦ノ湖のほとりで写真撮影。かれらの面目
躍如の瞬間だ。女子はこういう時、本当に素敵にうんとおしゃれをしてくる。とても
可愛い。海賊船もギューギュー詰めで、降りた桃源台では、ロープウェイが60分待ち
。ロープウェイの乗り場まで、建物の周囲をぐるぐる歩いて、あと30分待ちです。な
んていわれながら、歩く歩く。ロープウェイからは銀色に輝く芦ノ湖と富士山が見え
るが、山頂に雪は無し!それでも大涌谷に着いたら正面に雄大な富士山の美しい姿が
見えて、やっぱりいいなあと思う。ラーメン食べるのに20分、お土産買うのに10分、
写真とるのに15分。なにしろ、渋滞渋滞。行列行列。なんとか1時間30分の休憩時間を
確保して、遅い昼食を食べ、温泉黒卵を食べ、バスに戻ると、今度は帰りの大渋滞。
フックさんの息子、仁君がジュータイ!ジュータイ!と叫ぶ。
予定の時間を2時間もオーバーして、観光はほとんどできず、小田原城もあきらめて。
これではツアーも面白くないのでは?と心配したが、本当に久々に、自由にベトナム
語をしゃべってもらって、これはこれで案外素敵な時間だったのかもと自分で自分を
慰める陽子先生、でした。

2024年11月3日 鳥の部屋編集室 ひばり

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