陽子先生の直轄クラスÑ1勉強会では、毎週課題をだして、それに対する文章を宿題として提出してもらっています。
仕事しながらの宿題はなかなか大変ですが、みなさん頑張ります。陽子先生の宿題は基本、手書きです。
かなりの数がまとまった“アウトラインの勉強”の各自の文章が素晴らしいので、
これから順番にお披露目していこうと思います。
アウトラインとは何か
段落ごとにつけた題がアウトラインです。
題「日本に来て変わった日本の印象」
1はじめに:本国にいた時はどうだったか+どうしてそうかんがえたのか
2本題:日本での変化 日本でどのように変わったか詳しい説明+その理由
3まとめ:それについての自分の考え
第二回
★ミン君
ベトナムにいた時、私は日本はどこもかしこも未来的なハイテク国家だと思っていました。映画やニュースで見るロボット技術や、
空高くそびえる高層ビル群のイメージがとても強かったからです。
しかし、実際に日本で暮らしてみると、古い伝統が人々の生活の中に深く根付いていることに驚きました。近代的なビルのすぐ隣に
何百年も前の静かな神社があったり、お店では、最新の決済方法と現金が当たり前に一緒に使われていたりします。
この新しさと古さが自然に共存する風景こそ、日本の本当の魅力だと感じました。
この経験から、国の一つのイメージだけでは、その国の本当の姿は理解できないと学びました。これからはメディアの情報だけでなく
自分の目で見た多様な日本の姿をもっと発見していきたいです。
2025年8月
★レント君
私が日本に来たばかりの頃はとても内気で、店員と会話する時も敬語を使うようにしていた。これは、ベトナムでは年上の人に
対して敬語を使うのが当然とされていて、その文化をそのまま日本でも適用しようとしたからだ。当時の私は、日本人は礼儀を特に
重視する社会だと思っていた。
しかし、日本での生活を通じて、その印象は少しずつ変化した。ある日、友人と一緒に区役所で手続きを行ったとき、最初は職員が
丁寧に対応してくれたが、友人がベトナム人とわかると、態度が急に変わり、ため口のような言葉遣いになったのだ。この経験は
私に強い衝撃を与えた。その出来事をきっかけに、私は日本人との会話で、状況に応じて普通形を使うようになった。時には、少し
強い態度で話すことで、相手に軽視されないように工夫する必要があると感じたからだ。
この経験を通じて、私は日本社会に対して「礼儀正しい国」という一面的な印象だけではなく、現実には多様な態度や考え方が
存在することを学んだ。もちろん、多くの日本人は丁寧で親切だが、外国人に対して態度を変える人もいる。その現実を理解したうえで、
私は今後も日本の文化や礼儀を尊重しつつ、自分自身の立場を守る姿勢を大切にしていきたい。
2025年9月

