映画の題名のもじりで、今回は”トラ!トラ!トラ!”ならぬ”柿!柿!柿!”どうぞよろしく!
我が家の柿の実。今年はなんとかなりそうだ。昨年はものすごくたくさん花をつけたものの、みんな摘果されてしまって(つまり落下してしまって)柿の実はほとんど、その姿を現すことなく終了した。ので、今年も、すごい勢いで花が落ちるのを横目で見ながら心配していたのである。が、今のところ大丈夫そうです。来月5日のニャン先生御一行の訪日には”柿!柿!柿!”のおもてなしができそうだ。
調度10年前に亡くなった私の母は柿が大好物で、本当に柿好きだった。隣の柿、もらっちゃおうかしら?なんて言ってる母のことを見かねて、父も私も美味しい柿探しにっ奔走したものだった。父も私も食べることの好きな母に好物をたべさせてあげるということには殊の外、熱心だった。私のピアノの生徒さんにもとんでもない柿好きがいて、先生の家の柿、まーだ?とこちらもよく聞かれたものだった。柿好きは本当に柿が好き。
一方で、私は柿をほとんど食べない。まあ、柿に限らず柑橘系以外の果物を私はほとんど口にしないが。ベトナム人たちと親しくなって、ちょっと変化があったけれど、原則、私が狂ったように食べるのは柑橘類(グレープフルーツ、八朔、伊予カン)そういう私と敵対するかのように、柿好きは柿、柿と騒ぐ。
昔昔、まだ日本国内に砂糖を使う習慣もなかった頃、当然のごとく今時のお菓子は全くなかった。そのころ、甘味といえば、柿の実だったんだそうだ。食べ物で最も甘いもの。柿。なるほど、そう聞くと、よくわかる。柿好きは、甘いもの好きのような気がする。
お魚の鯛先生。彼も無類の甘いもの好き。そして、そうですねー私、柿すごく好きよ!とのことでした。