久しぶりにさゆりちゃんが三笠塾にきて美声を披露してくれた。”悲しい歌しか歌えない”と彼女は言った。
実はこれ、ゆかり先生が楽しい歌と悲しい歌、どちらがいいですか?という質問に対する答えなのだが、この悲しい歌しか歌えないという部分だけを切り取ると、日本語的には、微妙に美しいニュアンスが生まれる。
幸せから遠い人を”幸(さち)薄い”というが、そんなイメージなのだ。さゆりちゃんは美人で元気で何でもやっちゃう女性。私って不幸なの、なーんて全然思っていないはずだが、この部分だけとると、そんな風に感じる。
日本語ってとっても難しい。そういえば、ツックさんに最初におぼえた日本語は?と聞くと、彼曰く、むずかしい‼だそうです。
むずかしい!