テレビの功罪 金魚の夢

良くないよくないと思いつつ、昔のNHKの連ドラをオンデマンドで、楽しく見ている。この1か月は”ごちそうさん”。主人公の男女が日本人には珍しく大きな人たちで、男性の東出さんは、大きな身体なのに顔が小さくて姿がいい。それゆえドラマ全体が大振りで何でも大げさで、それがテレビっぽくなくて、さらに面白い。けれど、このところ1週間5日放送の連ドラ。この”ごちそうさん”は土曜日も放映していたらしい。ということで、全体が長い。まとめて見るのも本当に大変。けれど楽しい。ついでに他のドラマもついつい見てしまい、もうやめようという私の固い決心はもろくも崩れ去る。

日本のドラマばっかり見ていたら、なんとなく世情が見えてきた。普段ほとんどテレビを見ない陽子先生に社会を教えてくれている気がした。ネットにはかなわないといいつつ、やはりテレビは世情をよく反映する。これ以上速くなったら人間の身体がついていけないというギリギリのスピード感で、テレビドラマは動いているのだ。

 

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