8月の終わりに

三笠塾のオリジナルテキストを作成している。陽子先生の指導の基本は5W1H。いつどこで誰がどうした。なぜ?昔昔、修学旅行のバスの中で、この5W1Hのゲームをやった。実際には4W。いつどこで誰と誰がどうした。この4つをバスの席順で4つのグループにお題として渡す。いつチームは、昨日、とか、銀河帝国歴5500年、とか適当ないつ、を考えてひとつひとつ紙に書く。どこでチームも、学校で、とかロンドンで、とか。誰と誰がチームは君と僕が、とか、犬と猫が、とか。どうしたチームは、結婚した、とか、喧嘩した、とか。10個くらい作って、司会役は、適当に組み合わせて読んでいく。今でも忘れられない文章がある。”1週間前の日曜日、トイレで、お父さんとお母さんが、インディアン踊りを踊った。”

この文章は私が日本語を考える原点になっている。日本人だからかもしれない、日本語ってなんて面白い!読書は陽子先生の大切な趣味だが、一方で、日本語を考える、思いつく、作り出す、という作業もやめられない楽しいことになっている。(今でも、どうでもいいような日本語表現や無理やり漢字を作るというのは、私の大好きな作業だ。)と同時に、絶妙な翻訳文やご先祖さんが造語、作語した言葉を見つける作業も、これまた楽しい。

8月25日にJLPTの合格発表があった。あまり良い結果とはいえなかった。(勉強時間が圧倒的に足りてない)中で、ミン君がN1に堂々合格!彼に関していえば、大学生という勉強することを本業にしている、正に、本道を一直線に歩んでいる、三笠塾自慢の生徒だと言える。

2024年8月までは、海に行ってバーベキューをして、誕生日会も毎月開催している。次回9月1日は浴衣会。生徒の数でも質でもなく、続けることの大切さ。人が集まる環境作り。後半戦も張り切って行こうね。

 

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