月山（がっさん）羽黒山（はぐろさん）湯殿山（ゆどのさん）を合わせて出羽三山（でわさんざん）という。庄内平野から良く見えるこの３つの山は、霊山信仰、修験場、と霊験あらたかな山として、陽子先生の頭の中にある。３年ほど前から、まだ一度も訪れたことのない、この山の神社から、寄付のお願いがきた。
結婚式やお宮参りでお世話になった近所の氏神様から全国区の神社仏閣、全滅しそうなツシマヤマネコやベンガルトラの保護などの寄付は断らないことにしている。こういう寄付は日常と直結した形で自然を守ってくれていると思うからだ。本当は”体で払う”方がいいのだろうけど、脚の具合が悪い私が訪ねていったところで、神社もヤマネコも困ってしまうだろうから、ここはひとつ、年の功。寄付金送りますよ。
３月末に蔵王スキー場で、脚の悪い陽子先生は生徒がスキーで四苦八苦。ズルズル、べちょ！と転ぶのを面白がって見ていただけではない。言い訳めいてきこえるかもしれないが、彼らが何の不安もなく、スキーができるように、準備万端やってのけたし、ロッジの場所取りもしました。そして、合間に見つけたのが、出羽三山の麗しい姿だった。雲が重く垂れこめてしまっていたが、それでも雲の間に間に見える出羽三山は美しかった。（寄付もしてるしね）
行ってみたいな出羽三山！