12月6日 2020年第2回JLPTが心配心配心配する中でやっと開催された。開催といっていいのかどうかわからない。なにしろ相手は試験なのだから。第1回試験は武漢ウイルスの脅威で中止になってしまった。三笠塾は7月5日に三笠塾だけのJLPT模擬試験をオンラインで開催したが、やはり本番ではないので、生徒の真剣度も違ったように思う。
対する今回。行事先生のこの試験に対する思い入れは陽子先生以上だったと思う。本業もとても忙しい時期に重なってしまっていたが、オンライン上でのやり取りの中で、彼の真剣さ真摯さがひしひしと伝わってきていた。生徒のうち、あんなにぎゃーぎゃー言ったのに(言い過ぎたのかな)申込してない子や申込方法をまちがってしまい受験できないことが事前にわかった子がいたことは返す返すも残念でならないが。
今回は11月30日でオンライン授業はすべて終了。試験前1週間は時間があいた。といっても、講師間の打ち合わせはしなければならないし、三笠塾の今後のことも考えなければならない。こうして振り返ってみた時、実は、傷んでしまっていた三笠塾を痛感した。第1回目は中止。その後もずっとオンライン授業。11月に5回模擬試験を実施したが、これが生徒の能力向上にそのまま役に立ったかというと正直自信がない。オンライン授業はベトナムでも日本でもいる場所関係なく授業ができるという利点がある反面、ちょっとした書き込みや言葉の説明も瞬時には難しい。授業の準備には時間がかかり、テキストを提示しても、私自身が今一つ手応えを感じなければ変更する。どっさり用意したテキストが全く使えないということが多々あった。オンラインに関してはすべてが、まだまだやぶの中。
そんなこんなのJLPTも無事終了。あとは1月23日の発表を待つのみ。どうかみんな合格していますように。