2月3日は節分会です。日本では西洋暦と和暦をミックスして使っています。節分会は和暦の代表的な時節です。和暦のお正月にあたり、2月3日か2月4日が節分会です。節分の次の日が立春。”暦の上では、もう春ね。”とよく言いますね。
これはベトナムの人たちが使うルナカレンダーとは違います。ルナカレンダーは空に浮かぶ月が満月→半月→新月(月が見えない状態)→半月→満月の繰り返しを1か月とする暦です。節分会は太陽暦の2月3日か4日ですが、ルナカレンダーのお正月は月の満ち欠けで決まりますから毎年変わります。2019年は2月5日でした。空に月は、見えません。新月です。月は地上に、私たちの元に降りてきているのでしょうか?
節分会というと、まず思いつくのは豆まきですね。昨年の節分は行事先生が鬼の役になって、生徒たちが豆まきをしました。鬼のお面をかぶった先生を追いかけて、とても楽しそうでした。家の中の悪き気を払い、良い気がたくさんくるようにと、”福は内!鬼は外!”と言いながら大豆を炒った”豆”をまきます。終わったら目をつぶって升の中に入っている豆をむんずとつかんで自分の年の数だけ食べます。一度で自分の年の数をつかめたら、とてもいいことがあります。
今年の三笠塾節分会は日曜日でしたので富江さんが作ってくれた恵方巻きをみんなでぱく!今年の吉方位は東北東!みんな壁に向かってぱく!なんだかおかしな光景ですが、くすくす、けらけら笑いながら楽しそうでした。
節分が過ぎると暦の上だけでなく実際にずいぶん暖かくなることが多いです。一方で東京では雪が降りやすくなります。昨年も2月に大雪に見舞われ東京は大混乱に陥りました。降りだした雪の空を見上げる時、わー素敵。と思わす溜息をつきます。ところがその雪がどんどん、どんどん、降って降って、道を歩くのも大変、車も走れない、自転車なんて絶対無理!という状態になると家にこもってのんびりしている猫と猫みたいな人以外は本当に困ってしまいます。なんとか家に帰りついても、雪かきしないと明日が大変。
節分会から雪の話にまで飛んでしまいました。今度はいつ雪が降るかしら?