記念碑見学

静岡県湖西市の会社に就職した2名が、社長に連れられて袋井市にある記念碑を見学に行きました。フランスとの独立戦争をしていたベトナムに支援・援助をした日本人 浅羽佐喜太郎氏の記念碑です。

私たちも、人とのつながりを大切にしたいですね。

 

【石碑建立の背景】

浅羽佐喜太郎1867年~1910年は、現在の袋井市である東浅羽(ひがしあさばむら)に生まれ、神奈川県小田原に病院を開業し、そこでベトナム独立運動の指導者・潘佩珠(ファン・ボイ・チャウ)と出会います。

佐喜太郎は、彼らの活動に部屋の提供や金銭の支援をしました。しかし、フランスの弾圧が厳しく、潘は1909年に日本を去ります。翌年、佐喜太郎は亡くなり、二人は二度と会うことはできませんでした。

1917年、潘は日本を訪れ、佐喜太郎の死を知ります。翌年、潘は佐喜太郎の家族のお墓のある東浅羽村に石碑建立のために訪れ、村長の呼びかけに応じた村人と協力してこの記念碑を完成しました。

 

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