ベトナム北部ツアー

ベトナム美人のお迎えです
ベトナム美人のお出迎え

2018年10月17日ー22日 友人とベトナムツアーに出かけました。ベトナムとかかわりを持ってから6年目になりますが、短期の出張ばかりで、まともにベトナムを観光することがないまま。一度まともな観光をしたい、と思い友人を誘いました。ハノイが一番美しいといわれる10月はJLPTの勉強会が本格化する前ということもあり行きやすい時期でもありました。友人2人と陽子先生。3人の日本人と通訳ガイド役のニャン先生、運転手と現地ガイド役のハイさんの総勢5人のツアーです。

ビクトリア急行寝台車

陽子先生は歴史と地理が大好きです。今回のツアーは1.サパへはビクトリア急行という夜行寝台車で行くこと。2.サパではビクトリアホテルという歴史のあるホテルに宿泊し、サパの少数民族の村を訪ねること。3.ハノイ市内のタンロン遺跡を見学すること。4.水上人形劇観劇。5.ニンビンの古都ホアルー見学。6.チャンアン複合遺産(世界遺産)およびヴィンロンを見学すること。

10月17日、夕方成田を出発した飛行機は午後10時(現地時間)ハノイに着。18日、午前中ハノイ市内タンロン遺跡見学ーホアンキエム湖周辺と旧市街見学ー水上人形劇鑑賞ーハノイ在住の三笠塾生徒の両親を交えて会食ー午後10時 ハノイ駅からビクトリア急行乗車。ラオカイへ。

ビクトリア急行はビクトリアホテル宿泊者専用の列車で、もうほとんど世界のどこにも残っていない寝台車。コンパートメントになっていて1車両をビクトリアホテルが所有していて車内調度などもサパへの旅情をかきたてる少数民族の民芸品で彩られている。トイレや洗面所スペースは共有だけれど、同室二人のプライベートは確保される。よくできた快適な空間だった。列車内から鈴なりになっている踏切待ちのバイクの列を眺めるのは、なんとも可笑しい。ベトナムで、私は線路に電車が走っているのを過去一度も見たことがない。その走っている列車に私自身が乗っている。愉快な体験だった。

ハノイ駅

ハノイ駅は目立たない、ここが駅?という感じだった。

ラオカイ駅

早朝6時にラオカイ駅に着いた列車を降りて駅前からタクシーに乗車。ここからサパまで30分ほど山間を移動。ベトナム人の家族連れもいるが、多いのは白人の旅行者。ラオカイは中国との交易で栄えた町で山間部とは思えないほど大きな建物が立ち並んでいる。ラオカイの町を抜けて、山間部に入る。サパはフランス人が開発した避暑地で、ヨーロッパ人に人気がある。

山間部の道路を学校に行く子供が歩いている。女子はみんな髪の毛を長く伸ばして馬のしっぽみたいに後ろにたらしている。少数民族だそうだ。ベトナムには54の民族が暮らしている。そのうち90%がキン族(京族)。残りの53は少数民族だ。私たちがベトナム人と呼んでいるのは、ほとんどがキン族の人ということ。少数民族は山間部に隔離されたような状態で部族ごとで生活していたが、近年になって都市部にでてくる人も増えている。サパは少数民族がたくさん生活していることで有名なところだ。目の前にサパの町が見えてきた。中心部に池があり、中部の高原都市ダラットとよく似ているように思った。ここも思いのほか大きな建物がたくさんあり、とても山間部とは思えない光景だ。今夜の宿であるビクトリアホテルに着いた。

 

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